仲立ち
なかだち
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
mediation
文例 · 用例
蒼冥として海の如く暮れて行く空――お涌には自分の結婚の仲立ちをする日比野の女主人も、それに有頂天になる肉身も、自分の婿になろうとする島谷も、すべてはおせっかいで意地悪く、恨めしく感じられた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
蒼冥として海の如く暮れて行く空――お涌には自分の結婚の仲立ちをする日比野の女主人も、それに有頂天になる肉親も、自分の婿にならうとする島谷も、すべてはおせつかいで意地悪く、恨めしく感じられた。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
MIDI対応のギターとキーボードをマックが仲立ちするとあら不思議、ギターからはキーボードの、キーボードからはギターの音が流れだす。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
だんなはこれで幾組み、他人の恋路の仲立ちをなさったかしらねえが、ひとのお取り持ちばかりをしねえで、ちっとはお自分の恋路のほうも才覚おしなせえよ。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
お雪が煩さくなって、病気|出養生と、東福寺の寺内のお寺へ隠れると、手を廻して居どころを突きとめ、友達の小林|米謌という人を仲立ちに、両手でも持てないほどの大きな籠に果物や菓子を一ぱい入れて贈ってくる。
— 長谷川時雨 『モルガンお雪』 青空文庫
ああ、毎朝の鏡面を仲立ちにしての二人の対面よ!
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
忙しい仕事もめったにないし、あちこちに手蔓があるものだから、物品の仲立ちも少しはやった。
— 豊島与志雄 『早春』 青空文庫
おれはたった今青木の絵を仲立ちにして、若いおりの情熱の世界をまざまざとながめていたのだよ。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
作例 · 標準
紛争解決のために第三者が仲立ちに入った。
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彼の仲立ちのおかげで、二つの会社の和解が成立した。
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「君が仲立ちしてくれれば、きっとうまくいくはずだ。」
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