ブローカー
ブローカー異読 ブローカ
名詞頻度ランク #21875 · 青空 132 例
標準
broker
文例 · 用例
今更中間のブローカー問屋や素人の父の型の極った意匠など必要はなくなった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
彼はサイゴンとプノンペンを往来する商権の保持と、為替ブローカーをやり、かたわらカンボジヤとシャムの国境に巨大なゴム園を経営していた。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
花田 俺たちは力を協せて、九頭竜という悪ブローカーおよび堂脇という似而非美術保護者の金嚢から能うかぎりの罰金を支払わせることを誓う。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
その設備の費用や、交際や、仲に立って狡計を弄する金魚ブローカーなどもあって、金魚のため――わずか飼魚の金魚のために家産を破り、流難|荒亡するみじめな愛魚家が少からずあった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
夜の八時ごろ、ほろ酔いのブローカーに連れられて、東京駅から日本橋、それから京橋へ出て銀座を歩き新橋まで、その間、ただもうまっくらで、深い森の中を歩いているような気持で人ひとり通らないのはもちろん、路を横切る猫の子一匹も見当りませんでした。
— 太宰治 『貨幣』 青空文庫
第一、ぼくが全く無意義な存在であること、例え、マルクスが商事会社――ブローカー――広告業――外交販売員が社会にとって有害であると説かぬにしろ、ぼくは自分の商売が憎らしいのに決っています。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
他にもそういう種類の小さなブローカーがあるがその親元のようなことをして、全然貨物は見ないで、たゞ紙の上だけの売買の投機に陥ってしまうという塩梅さ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
フランス人のブローカーが彼の居間に自由に出入して殖民地の一獲千金的紙上利益をタイプライターが創造しているだけの計画書を示し、彼に荘重な約束手形の署名をさせるようになった。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
作例 · 標準
不動産ブローカーを通して都心の中古マンションを探しているが、なかなか条件に合う物件が見つからない。
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企業のM&Aを専門に扱うブローカーが、両社の間に立って友好的な買収交渉を取りまとめた。
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彼は株式ブローカーとしてウォール街で働き、若くして莫大な資産を築き上げた。
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