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介在

かいざい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #16867 · 青空 214
1
標準
existing (between)
文例 · 用例
証拠としては迷信の介在、恐怖あること等。
中原中也 地上組織 青空文庫
そこから中座の筋むかい、雁治郎飴の銀杏返しに結った娘さんから、一|鑵、ゆいわたを締めつけるように買ってきた包のなかから、古典の都市がちらちら介在する。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
後者はその人間が間接に、云ひ換へれば、其処に智識が介在して人生に触れると云ふ意味に於て表現が真に、或は自然に迫るべく比較的困難である。
――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 現代作家に対する批判と要求 青空文庫
新聞記事とか科學者の研究論文などは適確な事實の報道乃至は冷靜な眞理の報告のためであつて、文章としては全然筆者の主觀の介在すべき性質のものではない筈であるが、なほ且つそこには筆者獨自のいろいろな調子や色合が現れ出る。
南部修太郎 氣質と文章 青空文庫
私はそれへはひる前にこれらの間に介在してゐる傍流的なものを調査し整理してゆかねばならぬ。
梶井基次郎 詩集『戰爭』 青空文庫
ことにその間に庶務とか会計とかいう「純粋な役人」の系列が介在している場合はなおさら科学的方策の上下疎通が困難になる道理である。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
源氏物語と私たちとの間に介在する幾百年の雨風を思い、そうしてその霜や苔に被われた源氏物語と、二十世紀の私たちとの共鳴を発見して、ありがたくなって来るのであろう。
太宰治 古典竜頭蛇尾 青空文庫
肉体と自然の間には、人間の何物も介在しなかった。
岡本かの子 青空文庫