船室
せんしつ
名詞頻度ランク #38768 · 青空 829 例
標準
stateroom
文例 · 用例
甲板に立って帆柱の尖に仰ぐ星、船室で誰やらが欠びをする。
— 寺田寅彦 『星』 青空文庫
早く行て船室へ場を取りませねばと立上がれば婢僕親戚|上り框に集いて荷物を車夫に渡す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
いつの間にか船首をめぐらせる端艇小さくなりて人の顔も分き難くなれば甲板に長居は船暈の元と窮屈なる船室に這い込み用意の葡萄酒一杯に喉を沾して革鞄枕に横になれば甲板にまたもや汽笛の音。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
ギラギラする光の中から、地下室の監房のような船室へ、いきなり飛び込んだ彼は、習慣に信頼して、ズカズカと皿箱をとりに奥へ踏み込んだ。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
船室に潜り込んだが最後、もう頭が上がらぬ。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
しばらく船室に引込んでいて再び甲板へ出ると、意外にもひどい雨が右舷から面も向けられないように吹き付けている。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
二郎はわれを導きてその船室に至り、貴嬢の写真取り出して写真掛けなるわが写真の下にはさみ、われを顧みてほほえみつ、彼女またわれらの中に帰り来たりぬといえり。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
何一つ腕に覚えがあるじゃなし、人の隙を窺って、鈎の先で船室小盗でもするのが関の山だ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
作例 · 標準
豪華客船の船室(せんしつ)は、ホテルのスイートルームのようだ。
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船室(せんしつ)の窓からは、広大な海が見渡せた。
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船室(せんしつ)に荷物を置いたら、デッキで潮風を楽しんだ。
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