切腹
せっぷく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #27730 · 青空 848 例
標準
seppuku
文例 · 用例
翌日は東寺に先祖の一海和尚の墓に参って、室戸岬の荒涼で雄大な風景を眺めたり、昔この港の人柱になって切腹した義人の碑を読んだりしたが、残念ながら鯨は滞在中遂に一匹もとれなくて、ただ珍しい恰好をして五色に彩色された鯨漁船を手帳にスケッチしたりしただけであった。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
この時に於ける郭光の切腹して果てたことも謝源の心に何の反省も与へては呉れなかつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
私の血縁の一人は夜道で誤つて衝き當つた人と斬り合つて相手を殺し自分は切腹した。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
貴様、武士の切腹 見た事あるまい」 と言う。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
左衛門が、T「その連判状が老中の手に入らば」 と声を落して、T「身共は切腹モンじゃ」 其処で喃七兵衛、T「何とかしてその連判状を雲霧の手から奪い取って貰い度い」 と頼む。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
抵抗してかなわなかったら、なぜ切腹をしなかった。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
たとえば、勅使接待の能楽を舞台背景と番組書だけで見せたり、切腹の場を辞世の歌をかいた色紙に落ちる一片の桜の花弁で代表させたりするのは多少月並みではあるがともかくも日本人らしい象徴的な取り扱い方で、あくどい芝居を救うために有効であると思われた。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
そうした場合に、その設計者が引責辞職してしまうかないし切腹して死んでしまえば、それで責めをふさいだというのはどうもうそではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
作例 · 標準
武士としての名誉を重んじ、彼は主君の後を追って静かに切腹して果てた。
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時代劇のクライマックスシーンで、潔く切腹する主人公の姿に多くの観客が涙した。
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切腹の儀式は、畳の上に白い布を敷き、厳粛な雰囲気の中で執り行われる。
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標準
seppuku as a death penalty (where the convict is decapitated by a second as they make the motions to disembowel themself; Edo period)
作例 · 標準
江戸時代の法制度において、切腹は武士だけに許された名誉ある死刑の形態だった。
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罪を犯した家臣に対し、主君は情けをかけて斬首ではなく切腹を命じた。
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介錯人が控える中での切腹は、実際には腹を切る前に首を落とされることが多かった。
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ウィキペディア
切腹(せっぷく)は、刃物などで自らの腹部を切り裂いて死ぬ自殺の一方法。腹切り(はらきり)・割腹(かっぷく)・屠腹(とふく)・伐腹(ばっぷく)・斬腹(ざんぷく)ともいう。日本では、主に武士などが行った独特の習俗。
出典: 切腹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0