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説伏

せっぷく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
persuasion
文例 · 用例
この心得違いは、二千五百年のむかし、釈尊の活躍しておられた印度にもかなりあったと見え、十三|外道(仏教外の哲学、真理外の邪法)とか三十種外道とかいう中に入れて、その説伏に釈尊は非常に骨を折られました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
そこでいよいよ説明説伏に努力する。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
父は十六の年に、お祖父様を説伏せて家督を相続した。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
小学で理学を説伏しようとするようなことは感心出来ないが、一を忠とし、貫を恕とするようなことは、宋儒が物事の道理や本質を追求すること深く、老婆心が過ぎて、説き過ぎ解し過ぎて一貫の二字を弄くり過ぎた観がある。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
」などと呟くなんて、随分虫の好い話だ――私は、そんな気もしたが、うつかりそんな感情を述べると、またどんな六ヶ敷いことを云はれて説伏させられないものでもない、と思つて遠慮した。
牧野信一 或る日の運動 青空文庫
……からだでも強くなったらわたし、もう少し心も強くなるんでしょうけれども……」「そんな事はありませんねえ」 古藤は自分の経験から岡を説伏するようにそういった。
有島武郎 或る女 青空文庫
と思つたり、また変に武士の娘を気取つて堪らない切り口上で亭主を説伏させやうとしたりする様などを眺めると、彼はゾツゾツと寒けを覚えて「これぢや親父の奴もさぞやりきれねエだらう。
牧野信一 スプリングコート 青空文庫
」と彼は溜息を吐いたが、説伏させられるのも業腹だと思つたらしく開き直つて、「美的感情が伴はなければ――」と云つた。
牧野信一 夏ちかきころ 青空文庫
作例 · 標準
彼は熱のこもった議論を展開し、ついに頑なだった反対派のリーダーを説伏させた。
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自分の主張を通すために、あえて感情的にならず、淡々と事実を述めることで相手を説伏した。
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説伏に成功した瞬間、それまでの緊迫した空気が一気に和らぎ、合意形成へと向かった。
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