刈り入れ
かりいれ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
harvest
文例 · 用例
その上に、冬のモンスーンは火事をあおり、春の不連続線は山火事をたきつけ、夏の山水美はまさしく雷雨の醸成に適し、秋の野分は稲の花時刈り入れ時をねらって来るようである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
それは九月の中頃から十月の初旬までで、それがすぎて稲の刈り入れとなると、めっきり彼等の数は減ってしまう。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
但しその時はもう刈り入れが終ったのちで、稲の根だけが残っていたのですが、土を掘ってみると、それが前と同じように、みな地中に逆さまに立っていました。
— 稽神録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
時あたかも秋の刈り入れ時であるので、土地の農民らは象の群れに食いあらされるのを恐れて、その警戒を厳重にし、田と田のあいだに陥穽を設けて、かれらの進入を防ぐことにしたので、象の群れは遠く眺めているばかりで、近寄ることが出来なかった。
— 夷堅志 『中国怪奇小説集』 青空文庫
兵糧の積み込み、武器の手入れ、まぐさの刈り入れ、四辺の防備、そうして毎日の秘密会議。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
刈り入れを眼のまえにひかえて、どこでも困るだろう。
— 小女郎狐 『半七捕物帳』 青空文庫
なかでもつい四五日まえに刈り入れの済んだ乾草が、禾堆をなして並んでいる庭の草場は、またひとしおの暑さでありました。
— TO, CHEVO NE BYLO 『夢がたり』 青空文庫
秋になって刈り入れをするころになると、人に貸した方の田はあたり前の出来でしたが、自分の分に作った方の田は大そうよくみのりました。
— 楠山正雄 『一本のわら』 青空文庫
作例 · 標準
今年の米の刈り入れは、天候に恵まれ順調に進んだ。
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大麦の刈り入れ時期になると、農家は朝早くから畑に出ます。
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この地方では、秋祭りは麦の刈り入れが終わった後に開かれるのが恒例だ。
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コンバインが広大な畑を動き回り、あっという間に小麦の刈り入れを終えた。
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