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むぎ
名詞頻度ランク #9383 · 青空 2143
1
標準
wheat
文例 · 用例
私は暫くのよく稔つた田園を歩いた後、フト玉を突いてみたい欲望を抱いた。
中原中也 西部通信 青空文庫
夏の部うは風に音なきを枕もと 嵯峨の田舎に、雅因を訪ねた時の句である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
一面の畑に囲まれた田舎の家で、夏の日の午睡をしていると、の穂を渡った風が、枕許に吹き入れて来たという意であるが、表現の技巧が非常に複雑していて、情趣の深いイメージを含蓄させてる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この句を読むと、田舎の閑寂な空気や、夏の真昼の静寂さや、ひっそりとした田舎家の室内や、その部屋の窓から見晴しになってるところの、広茫たる一面の畑や、またその畑が、上風に吹かれて浪のように動いている有様やが、詩の縹渺するイメージの影で浮き出して来る。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
これが夏の真昼の沈黙や、田舎の静寂さやを、の穂の動きにかけて、一語の重複した表象をしているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
また「上風に」のに、「音なきを」のをが、てにをはとしての重要な働きをして、句の内容する象景を画いてることは言うまでもない。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
閑居鳥寺見ゆ林寺とやいふ 夏の日の田舎道、遠く畑の続いた向うに、寺の塔が小さく見える。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
この風物を叙するために、特に「林寺」という固有名詞を出したのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
夏になると、広々とした畑にの穂が揺れる。
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を原料としたビールは、世界中で愛されている。
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子供の頃、で作った笛で遊んだ記憶がある。
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