湧水
ゆうすい
名詞
標準
welling of water
文例 · 用例
あそこに湧水があるのだ。
— 宮沢賢治 『秋田街道』 青空文庫
湧水がないので、あのつつみへ漬けた。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
小十郎がすぐ下に湧水のあったのを思い出して少し山を降りかけたら愕いたことは母親とやっと一歳になるかならないような子熊と二|疋ちょうど人が額に手をあてて遠くを眺めるといったふうに淡い六日の月光の中を向うの谷をしげしげ見つめているのにあった。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
ところどころには湧水もあり、又みちの砂だってまっ白で平らでしたから耕一は今日も足駄をぬいで傘と一緒にもって歩いて行きました。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
水はごくいい湧水にかぎる、それも新鮮な処にかぎる、すこし置いたんじゃもうバクテリアが入るからね、空気は高山や森のだけ吸い給え、町のはだめだ。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
」 と、すぐその榎の根の湧水に、きように褄を膝に挟んで、うつむけにもならず尋常に二の腕をあらわに挿入れた。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
」 相手の言葉が享けいれられずに二人は更にそんなことを繰り返してゐたが、私は傍らの湧水に口をつけて、ごく/\と呑んでから漸く、「二三日見えないようだが、鬼塚村へ行つたんださうぢやないか君の使ひで――」 といぶかしく呟いだ。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
彼方の対岸には、山水や湧水を湛えてる八十平方キロに近いこの広い湖水の水を、ただ一方の口から流出さしてる急湍があるけれど、それも見に行く気がしなかった。
— 豊島与志雄 『山上湖』 青空文庫
作例 · 標準
このあたりは湧水が多く、水が豊かな土地だ。
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山道で見つけた湧水は、冷たくて喉の渇きを癒してくれた。
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湧水を利用したわさび田が、斜面に広がっている。
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ウィキペディア
湧水(ゆうすい)は、地下水が地表に自然に出てきたもののことである。湧き水(わきみず)や泉(いずみ)、湧泉(ゆうせん)ともいう。大規模な湧水はそのまま川の源流となることもある。
出典: 湧水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0