源泉
げんせん
名詞頻度ランク #8555 · 青空 592 例
標準
source (of a spring, etc.)
文例 · 用例
浪曼派哲學が、少しづつ現實の生活に根を下し、行爲の源泉になりかけて來たことを指摘したい。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
こうした外国仕入れの知識は何といっても貧弱であるが、手近い源泉から採取した色々の知識のうちで特に目立って多いものは雑多なテクニカルな伝授もの風の知識である。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
◇名詩集「思ひ出」を讀む人は最近の詩壇が發展してゐる一切の詩操の源泉が、そこに嚴として内在してゐる事を知るであらう。
— 萩原朔太郎 『名詩集「思ひ出」の眞價』 青空文庫
これらのソネットは――さうしてよりほかには書けなかつたものでせうが――「悲歌」とその誕生を同じくしてをり、しかもそれが、私の欲することなしに、或る夭折した少女に關聯して突然浮かび上つたといふことは、それをば一層その源泉に近づけてをります。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『ドゥイノ悲歌』 青空文庫
しかし、川の流れをさかのぼって深い谷間の岩の割れ目に源泉を発見した場合にいわゆる源泉の探究はそれで終了したとしても、われわれはその泉の水が決して突然そこで無から創造されたものではなくて、さらに深く地下の闇の中にその出所を追究することができるということを知っている。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
それと同じようにわれわれはまた俳句というものの中に流れている俳句的精神といったようなものの源泉を、その詩型の底にもぐり込んで追究して行くと、その水脈のようなものは意外に広く遠い所に根を引いているのに気がつくであろう。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
暗示に対して耳と目を閉じないタイプの学者ならば、ルクレチウスのこの黙示録から、おそらく数限りない可能性の源泉をくみ取る事ができるであろう。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
例によって冒頭には、富貴権勢は幸福の源泉でなくて、かえって不幸の種である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
作例 · 標準
この温泉は、豊富な湯量を誇る源泉かけ流しです。
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山の奥深くで、清らかな水の源泉を見つけた。
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その村は、美しい源泉の恩恵を受けて発展した。
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標準
source (of payment, energy, knowledge, etc.)
作例 · 標準
彼の発想の源泉は、幼少期の読書体験にあるらしい。
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このプロジェクトの資金源泉は、複数の投資家です。
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彼女の知識の源泉は、常に新しい本を読み続けることだ。
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ウィキペディア
源泉(げんせん)とは、地中から水が湧き出てくる場所である。水が湧き出る様子から転じて、物事・金銭や考えが発生する源としての意味も存在する(例としては「源泉徴収」や「アイデアの源泉」など)。
出典: 源泉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0