跋扈
ばっこ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29818 · 青空 213 例
標準
rampancy
文例 · 用例
実施の時代にはえて低級の事が跋扈する。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
初期のは市人の中の気慨のある者か或は武士の仕官の途に断念した者などが、武士の跋扈に反抗して之を膺懲し或は之に対抗する考へから起つたのであるらしいが、夫から以後、即ち天明前後から天保あたりへ懸けての侠客といふものは多くは博徒のやうな類である。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
尤も関東ばかりが侠客が跋扈したと云ふでは無い、京大阪にも侠客はある。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
年輩四十|幾干、骨格の逞しい、頭髪の長生た、四角な顔、鋭い眼、大なる鼻、一見一癖あるべき人物で、其風俗は官吏に非ず職人にあらず、百姓にあらず、商人にあらず、実に北海道にして始めて見るべき種類の者らしい、則ち何れの未開地にも必ず先づ最も跋扈する山師らしい。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
金力の跋扈、ことに下等獣類に等しき工夫共の手により質朴なる田舎に撤かるる悪銭は、実に慨嘆に堪えぬ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
跳梁跋扈厭き足らぬ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
……もう、やけになつて、鳴きしきる蟲の音を合方に、夜行の百鬼が跳梁跋扈の光景で。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
鼠がそんなに跋扈しては、夜寒の破襖を何うしよう。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
作例 · 標準
悪が跋扈する時代だからこそ、正義のヒーローが求められている。
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未だに差別や偏見が跋扈する社会を変えていかなければならない。
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かつてこの地では、盗賊たちが跋扈していたという。
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