横行
おうこう異読 おうぎょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14935 · 青空 544 例
標準
being rampant
文例 · 用例
なまなか伝説的存在にされてあゝ、この言語玩弄者達の世に、なまなか伝説的存在にされて、(パンを奪はれ花は与へられ)あゝ、小児病者の横行の世に!
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
折々堪らないやうに双眼の切れ目から輻射状の皺を発したが、それでも更にそれらの喫殻に手を下さうとしないのは、明かに彼自身にも得体の知れぬ悶えが、彼の中を横行してゐたからである。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
かつて菊池寛氏は某所に於て、今日の如き科學時代には、詩は衰滅の一路をたどるのみだと言つたが、この「科學時代」といふ言葉を、もし菊池氏の主觀に於て、夢を忘れた小常識人や、世渡り上手の小才智人のみが横行する時代、即ち要するに「小常識的俗物時代」といふ意味に解するならば、正にまちがひなく眞理である。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
彼女の、コムパスは酔眼朦朧たるものであり、彼女の足は蹌々踉々として、天下の大道を横行闊歩したのだ。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
「パパ、ママ」排撃を事新しく持ち出すわけではないが、外来語の横行もこんなになってくると深く考えさせられる。
— 九鬼周造 『外来語所感』 青空文庫
あるいは支那人や大雅堂蕪村やあるいは竹田のような幻像が絶えず眼前を横行してそれらから強い誘惑を受けているように見える。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
川端氏は僕と同じく、日本文壇に於ける傳統的東洋趣味の横行(それが西洋的近代文學の發育を妨げてる)を悲しんでゐる。
— 萩原朔太郎 『悲しき決鬪』 青空文庫
アメリカ合衆國では、一時法律によつて酒を禁じ、ためにギャングの横行を見るに至つたが、今日の神經衰弱時代を表象する文明人の生活で、酒なしに暮し得るといふことは考へられない。
— 萩原朔太郎 『酒に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
walking sideways
作例 · 標準
例句