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元弘

げんこう
名詞
1
標準
Genkō era (1331.8.9-1334.1.29)
文例 · 用例
そしてその地図に入間郡「小手指原久米川は古戦場なり太平記元弘三年五月十一日源平小手指原にて戦うこと一日がうちに三十余たび日暮れは平家三里退きて久米川に陣を取る明れば源氏久米川の陣へ押寄せると載せたるはこのあたりなるべし」と書きこんであるのを読んだことがある。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
日坂は金谷と掛川との間の宿で、承久の宗行卿や、元弘の俊基卿で名高い菊川の里や、色々の人たちの紀行や和歌で名高い小夜の中山などは、みなこの日坂附近にある。
岡本綺堂 小夜の中山夜啼石 青空文庫
津軽の人、竹内運平氏の青森県通史に拠れば、「この安東一族の騒乱は、引いて関八州の騒動となり、所謂北条九代記の『是ぞ天地の命の革むべき危機の初め』となつてやがては元弘の変となり、建武の中興となつた。
太宰治 津軽 青空文庫
そして元弘元年七月には、紀伊に大地震があって、千里浜の干潟が隆起して陸地となり、その七日には駿河に大地震があって、富士山の絶頂が数百丈崩れた。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
遠く元弘三年の昔、九州随一の勤王家菊池武時は、逆臣北条探題、少弐大友等三千の大軍を一戦に蹴散らかさんと、手勢百五十騎を提げて、この櫛田神社の社前を横切った。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
元弘三年六月五日、後醍醐天皇は王政復古の偉業成って、めでたく京都に還幸された。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
即ち元弘の乱に官軍に加った武士は、元来勲功の賞に与らん為のみであるから、乱後には忽ち幾千万の人々が恩賞を競望して居る。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
北條氏の大兵が、内裏を襲はんとするを聞召され、元弘元年八月二十四日、天皇は、俄に宮中を出でさせられ、ついで二十七日笠置山に御潜幸遊ばされたが、北條氏は、足利尊氏、金沢貞冬、大佛貞直等を将とし、大兵を以て笠置を襲つた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
元弘の乱が勃発すると、各地の武士たちが幕府打倒を掲げて挙兵した。
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元弘の変で隠岐に流された後醍醐天皇は、そこから脱出して再起を図ったんだ」
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歴史小説の舞台として、激動の元弘年間は非常に魅力的なテーマだ。
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ウィキペディア

元弘(げんこう)は、日本の元号の一つ。元徳の後、建武の前。1331年から1334年までの期間を指す。この時代の天皇は後醍醐天皇。鎌倉幕府将軍は守邦親王、執権は北条守時。

出典: 元弘 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0