披講
ひこう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
introduction of poems at a poetry party
文例 · 用例
一日、壬申、幕府に於て和歌御会有り、題は梅花万春を契る、武州、修理亮、伊賀次郎兵衛尉、和田新兵衛尉等参入す、女房相まじる、披講の後、御連歌有りと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
高田の披講で一座の作句が読みあげられていくに随い、梶と高田の二作がしばらく高点を競りあいつつ、しだいにまた高田が乗り越えて会は終った。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
そして、なおそのころの真紀子たちの心境の移り動きも知りたくなって、いま少しその他の句を披講して貰いたいと頼んでみた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
即歌合せの披講よりは、近代様の節廻しで、読み上げられたものであつたらう。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
その時には山門寺門の学者達を召されて、番々に「往生要集」を講じ、各々の所存を述べさせられたが、法然も仰せに従って披講をした。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
披講が終つた頃、さつと一雨、ほどよい夕立があがつた。
— 心猿 『露伴忌』 青空文庫
夕刻日本人会に戻り食後披講。
— 高浜虚子 『五百五十句』 青空文庫
吉右衛門邸にて披講。
— 高浜虚子 『五百五十句』 青空文庫
作例 · 標準
歌会始の儀では、厳かな雰囲気の中で和歌の披講が行われる。
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披講者の朗々たる声が会場に響き渡り、古の都の情景が浮かぶようだ。
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披講の作法を学ぶために、家元に弟子入りして厳しい稽古を積んでいる。
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