牛頭
ごず
名詞
標準
ox-headed demon (in hell)
文例 · 用例
張抜らしい真黒な大釜を、蓋なしに担いだ、牛頭、馬頭の青鬼、赤鬼。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
赤鬼が最も著しい造声で、「牛頭よ、牛頭よ、青牛よ。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
」とお丹が座を示せば、老婦人の前に光子を押据え、牛頭馬頭左右に屹立せり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 声に応じて牛頭馬頭は光子を仰様に引倒し、一人が両手、一人が両足、取って押えて動かさず。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 お鶴は涼い目を下ぶせに、真中にすらりと立って、牛頭馬頭のような御前立を、心置なく瞰下しながら、仇気なく打傾いて、「頼みッて?
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
ちょうど尾花の背景もある、牛頭馬頭で眼張りながら、昔の式を遣ってみべいと、」「おじいが言うのは私の図星。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
右に一體、牛頭、馬頭の、あの、誰方も御存じの――誰が御存じなものですか――牛頭の鬼の像があつたが、砂埃に塗れた上へ、顏を半分、べたりとしやぼんを流したやうに、したゝかな蜘蛛の巣であつた。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
――却説、一體此處は何處だ、と聞くと、冥土、と答へて、私は亡き後、閻魔王の足輕、牛頭鬼のために娶られて、今は其の妻と成つた、と告げた。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
作例 · 標準
地獄には牛頭馬頭という恐ろしい鬼がいるとされる。
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彼は怒ると牛頭のような形相になる。
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牛頭は、罪人を責め苦しめる役割を担っている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 牛頭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0