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牛頭馬頭

ごずめず
名詞
1
標準
horse-headed and ox-headed demons in the Buddhist hell
文例 · 用例
」とお丹が座を示せば、老婦人の前に光子を押据え、牛頭馬頭左右に屹立せり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」 声に応じて牛頭馬頭は光子を仰様に引倒し、一人が両手、一人が両足、取って押えて動かさず。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」 お鶴は涼い目を下ぶせに、真中にすらりと立って、牛頭馬頭のような御前立を、心置なく瞰下しながら、仇気なく打傾いて、「頼みッて?
泉鏡花 わか紫 青空文庫
ちょうど尾花の背景もある、牛頭馬頭で眼張りながら、昔の式を遣ってみべいと、」「おじいが言うのは私の図星。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
「死骸になっての、空蝉の藻脱けた膚は、人間の手を離れて牛頭馬頭の腕に上下から掴まれる。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
ところへ、迷うた人の事なれば、浅黄の帯に緋の扱帯が、牛頭馬頭で逢魔時の浪打際へ引立ててでも行くように思われたのでありましょう――私どもの客人が――そういう心持で御覧なさればこそ、その後は玉脇の邸の前を通がかり。
泉鏡花 春昼 青空文庫
木戸にまた高く札うち、蓮葉なる金切ごゑと老いたるが絶えず客よぶ、――と見る、ただ赤丹剥げたる閻魔王、青き牛頭馬頭、講釈のなかばいちどにがくがくと下顎鳴らす。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
牛頭馬頭にひッぱたかれて、針の山に追い上げられるように、土手へ縋って倒れたなりに上ろうとなさると、下草のちょろちょろ水の、溝へ片足お落しなすった、荷があるから堪らないよ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
作例 · 標準
夢の中に牛頭馬頭が現れ、私を地獄へ連れて行こうとした。
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悪いことをすると、死後に牛頭馬頭に責められると教えられた。
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子供向けの地獄絵図には、牛頭馬頭がよく描かれている。
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