妖魔
ようま
名詞頻度ランク #33699 · 青空 147 例
標準
ghost
文例 · 用例
それ以來、人間は、いかなる苦痛の妖魔に襲はれても、この「希望」に依つて、勇氣を得、困難に堪へ忍ぶ事が出來るやうになつたといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
今度|小山書店から出版された「妖魔詩話」の紹介を頼まれて、さて何か書こうとするときに、第一に思い出すのはこの前述の不思議な印象である。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
従って眼前の「妖魔詩話」が私に呼びかける呼び声もまたやはりこの漠然とした不思議な印象の霧の中から響いてくるのは自然の宿命である。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
前者の口からかたかなで「ケタケタ」という妖魔の笑い声が飛び出した形に書き添えてあるのが特別の興味を引く。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
早くも、高いとんがり帽子をかぶった小さい小人の妖魔が茂みの中からのぞいているのが、はっきり見えるような気がするのです。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
あるところに、ひとりのわるいこびとの妖魔がいました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
それは妖魔の中でも、いちばんわるいほうのひとりでした。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫
悪魔は、妖魔学校の校長をしていましたが、この学校にかよっている生徒たちは、みんな、奇蹟が起った、と、言いふらしました。
— ――七つのお話からできている物語―― 『雪の女王』 青空文庫