遍
へん
助数詞頻度ランク #34948 · 青空 1895 例
標準
number of times
文例 · 用例
かくばかり我に信なきともがらに、なにのかかはりあるべしやは、空しく坐して祈り、遠き遍路に消え殘る雪を光らしむ、いのちはひとりのもの、ただ我が信願をかくるにより、木ぬれにかかり、有明の月もしらみてふるへ悲しめり。
— 萩原朔太郎 『黎明と樹木』 青空文庫
彼の詩が扱つてゐるものは何時も普遍的なものだが、それを扱ふ動力は私的感情だ。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
なぜなら音楽は詩と同じく、普遍に通ずるカメラードへの呼びかけであるからである。
— 萩原朔太郎 『流行歌曲について』 青空文庫
反対に彼は、人間性の普遍な悲しみを体験して、本質に宗教的なモラルを持ったところの、真のヒューマニストの詩人であった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
四ツ角を曲る時は、いつも三遍宛ぐるぐる回った。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
彼等の思想と題材とは、もちろん一人一人に変つて居るが、その詩的情緒の本質に属するものは、普遍の人間性に遺伝されてる、一貫不易のリリツクである。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
そんな時はいかにも苦しそうな溜息ばかりして何遍となく便所へはいって大きな欠伸をする癖がある。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
一週間に一遍くらいはきっと廻って来るが、いつ来ても同じような話ばかりしている。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
作例 · 標準
「一日に百遍も同じことを言わせないでちょうだい!」と母が怒鳴った。
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そのお経を千遍唱えることで、願いが成就すると信じられている。
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彼は何度も、何遍もその手紙を読み返し、彼女の本当の意図を探ろうとした。
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