良民
りょうみん
名詞
標準
good citizens
文例 · 用例
彼等は、普通の良民と、同じような服装をしていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
良民を串刺しにし、道々墓を発いているという流言が飛んだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それで兼山のような一国の信望の厚い人がそう言えば、普通のまじめな良民で命の惜しい人はまずまず椋鳥を食うことはなるべく控えるようになる。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
無辜なる良民の特性夫は真に悲惨の極である。
— 有島武郎 『狩太農場の解放』 青空文庫
」在原貞子、深川綾子、両夫人の徳に感化して兇悪なる屠犬児心を飜して良民となれり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
おとうさんもおかあさんも再生の喜びが力となつて、村では勤勉な良民の模範となりお金ももう贅沢せずなら都でも暮らして行ける位ゐな貯へになりました。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
裏町で一番広大で威張っている某|富豪の家の普請に運ぶ土砂のトラックの蹂躙の為めに荒された道路だ、――良民の為めに――の憤りも幾度か覚えた。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
富豪自身は期せずして良民の呼吸の為めにふんだんな酸素を分配して居るのである。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
作例 · 標準
法を遵守し、社会のルールを守る良民であることが求められる。
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その政治家は、自らを「一介の良民」と称し、庶民派であることをアピールした。
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圧政に苦しむ人々の中には、ただの従順な良民であることをやめ、立ち上がる者も現れた。
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