異装
いそう
名詞
標準
unusual clothing
文例 · 用例
ましてやその他の月卿雲客、上臈貴嬪らは肥満の松風村雨や、痩身の夷大黒や、渋紙面のベニスの商人や、顔を赤く彩ったドミノの道化役者や、七福神や六歌仙や、神主や坊主や赤ゲットや、思い思いの異装に趣向を凝らして開闢以来の大有頂天を極めた。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
此古い社殿の側縁の下を、一人の異装した男が、破草履の音も立てずに、此方へ近づいて来る。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
自分は一目見た丈けで、此異装の男が、盛岡で誰知らぬものなき無邪気な狂人、高沼繁であると解つた。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
異装の男の何人であるかを見定めてからは、自分は平生の通りの心地になつた。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
ははあ歓迎だと始めて気がついて見ると、先刻の異装紳士も何となく立派に見えるような気がする。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
フェニキア人の頃から、何とたくさんの黒人と赤人と黄人の異装徒が、それぞれ何と夥しい金銀・香料・海陸の物産を貢ぎものに捧げて、このテイジョの河口をはいって来たことだろう!
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
まことに異装であった。
— 水野葉舟 『取り交ぜて』 青空文庫
異装の武士の大衆が、京の町を小走っていた。
— 国枝史郎 『弓道中祖伝』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの日、町は色とりどりの異装をした人々で賑わっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
演劇の舞台では、登場人物の心理状態を反映した異装が観客の目を引いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
博物館の特別展では、失われつつある地域の伝統的な異装が復元・展示されていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
そのファッションデザイナーは、常に社会的なメッセージを込めた異装で、国内外から注目を集めている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite