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遺草

いそう
名詞
1
標準
posthumous works
文例 · 用例
しかし……』と言って悲しげに『かわいそうです。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
かわいそうな虫』と寂しげに言い、この頃の暖かい日に、そっと草むらの中に放してやれ、と家人に言いつけた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
また時々は夫人に芝居見物をすすめて、『歌舞伎座に団十郎、たいそう面白いと新聞申します。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
コクトオは気がちがいそうになって日がな一日オピアムばかりやってるそうだし、ヴァレリイは十年間、唖者になった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
或る正直な人から聞いた話であるが、双葉山という男は、必要の無いことに対しては返辞をしないそうである。
太宰治 横綱 青空文庫
双葉山は返辞をしないそうである。
太宰治 横綱 青空文庫
いつかノールウェーのビェルクネス教授が来てこの輪講会の席上で同教授一流の気象学を講じたときたいそう面白いと思って感心したが、列席のドイツ気象学者たち誰一人感心したように見えなかった。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
いそう利口になったようでもありまた馬鹿になったようにも思われた。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
作例 · 標準
死後数十年を経て蔵から発見された遺草には、激動の時代を生き抜いた著者の苦悩が克明に綴られていた。
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師の三回忌に際し、門生たちが総力を挙げて未発表の遺草を編纂し、一冊の追悼集として上梓した。
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「これは亡き祖父が病床で最期まで書き継いでいた遺草で、我々親族にとってもかけがえのない形見なのです」
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若くして世を去った薄命の詩人が遺した遺草を紐解くと、瑞々しい感性と鋭い知性が紙面から溢れ出している。
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