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遊食

ゆうしょく
名詞動詞-サ変
1
標準
living in idleness
文例 · 用例
そこで武も隠居仕事の五円十円説では到底夫婦さし向かいの碁打ちを説き落とすことはできないと考え、今度は遊食罪悪説を持ち出して滔々とまくし立ててみた。
国木田独歩 二老人 青空文庫
下 さて石井翁は煙草一本すいおわったところでベンチを立とうとしたが徳の遊食罪悪説がちょっと気にかかりだしたので、また一本取り出してすい初めた。
国木田独歩 二老人 青空文庫
人間にしても働く人間よりは遊食が多い。
伊藤左千夫 去年 青空文庫
夏枯れの芝居町に、遊食するに堪へぬ二流三流以下の人事雑用稼ぎにした「涼み芝居」から盆芝居へと、接続する為に、夏芝居が自ら盆狂言の傾向を持つて来ることになる。
折口信夫 涼み芝居と怪談 青空文庫
長い習慣はおそろしいもので、全国を通じたら何百万からのそれらの人たちが寺院に遊食していても、あたりまえのことのように思われて来た。
第一部上 夜明け前 青空文庫
これは士族は遊食の民で余裕の多かったことも一原因に相違ない。
三上義夫 文化史上より見たる日本の数学 青空文庫
二十一 数学者の地方分布 和算は主として武士という遊食階級が一種の娯楽として開拓したのであるが、しかし商家農家の人達にも諸大家が輩出して、数学者の大多数は江戸にいたというものの、また広く全国各地にも広まって、その分布は決して局部的のものではなかった。
三上義夫 文化史上より見たる日本の数学 青空文庫
和算は閑散なる遊食階級たる武士を中心として発達したものなので、あんな芸術的気分のものに発達するというのも無理からぬことであった。
三上義夫 文化史上より見たる日本の数学 青空文庫
作例 · 標準
親の遺産で遊食三昧の日々を送っていたが、やがて貯金も尽きた。
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彼は定職に就かず、趣味に没頭して遊食している。
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遊食は一時的なもので、そろそろ現実と向き合わなければならない。
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