官給
かんきゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
government supply
文例 · 用例
灰色の官給長外套を着たプロレタリアートの子が命令の意味を理解せず山羊皮外套を着たプロレタリアートの子を射った。
— 宮本百合子 『スモーリヌイに翻る赤旗』 青空文庫
然し彼女の足の爪は不恰好な官給靴下の中ででも目に見えずのびるであろう。
— 一九二九年(昭和四年) 『日記』 青空文庫
乱世のことであるから官給は至って不充分で、泥棒でもしなければ生活が立たないように貧乏である。
— 坂口安吾 『梟雄』 青空文庫
たとえば彼が兵隊生活をしていたとき、目から鼻へぬけるような人物でも官給品の盗難にあう。
— 坂口安吾 『都会の中の孤島』 青空文庫
それは兵営で盗まれた官給品をひそかに補充するには有効であったが、こういう大事の始末には、手ぬかりだらけであった。
— 坂口安吾 『都会の中の孤島』 青空文庫
官給品は一つもなく、みんな自分個人の物だから返すには及ばないという。
— ある新聞記者の見た敗戦 『比島投降記』 青空文庫
紙、墨、筆などの文房具は官給だが、功賃は出来高支払いの制になっている。
— 吉川英治 『美しい日本の歴史』 青空文庫
たまんねえよ」 頭に来ちまって、淫猥な言葉を、うわごとのように口走っている者、ただちに攻撃にかかれるようにと、官給のゴム製品をズボンの前でひらひらさせている者、いやもう、眼も当てられない。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
作例 · 標準
これは官給品なので、私物として持ち帰ることはできない。
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軍人には、官給の制服と装備が支給される。
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官給品の管理は厳格に行われている。
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