自費
じひ
名詞頻度ランク #17167 · 青空 101 例
標準
one's own expense
文例 · 用例
自費の負担で僅かに五百部ほど印刷し、内四百部ほど市場に出したがその年の中に売り切れてしまつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
碓氷川の堤防も自費で修理した。
— 岡本綺堂 『磯部の若葉』 青空文庫
理想的に云えば、自費で出版して、同好者に只で頒つと一番良いのだが、私は貧乏だからそれが出来ぬ。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
……この売りと買いの勝負は、むろんお前の負けで、買い占めた本をはがして、包紙にする訳にも思えば参らず、さすがのお前もほとほと困って挙句に考えついたのが「川那子丹造美談集」の自費出版。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
とうとう、もう自分の計略が熟してきたので私は彼と仲間の自費生(プレストン君)の部屋で(これを最後の終決的な会合にしてやろうと堅く思いながら)会った。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
では小部数を覚悟してそれでも本を出したいと願う書き手は、自費出版を引き受ける印刷所や編集業者を儲けさせて、懐にずんとひびく〈道楽〉に打って出るしかないのか。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
適用条件に合わず、私自身は高価な薬を自費で打つことになります。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
ピースボートで知り合った研究者やジャーナリスト、自費出版でユニークな本を出している書き手たち三十人ほどに連絡を取り、電子本をどう見るか、出してみる気はないかをたずねて回りました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
物語の主人公は、没落した貴族の娘で、かつては立派な侍婢がいたそうです。
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