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私費

しひ
名詞
1
標準
private expense
文例 · 用例
失礼ですが私は私費を投じてもこのお爺さんの銅像を製作したいです。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
しかるに彼はこの志士が血の涙の金を私費して淫楽に耽り、公道正義を無視して、一遊妓の甘心を買う、何たる烏滸の白徒ぞ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
私費で洋行を思立った留学生が日本を出る動機の中には、すくなくもその若い夫人との関係が潜んでいるらしい口振であった。
島崎藤村 新生 青空文庫
多紀氏はこれをも私費を以て刻せようとした。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
これに反して私費を以て東京に往こうとするものがあると、藩は已にその人の脱藩を疑った。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
さて成善は私費を以て往くことを敢てするのであるが、なお母だけは遺して置くことにした。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
(註=同治療場は正木博士が総長の許可を得て、私費を以て開設していたもので、これに附属する雇員等も同博士から直接に給与されていたものである)なお私の辞表は明日提出致します。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
また今の学者を見るに、維新以来の官費生徒はこれを別にし、天保年間より、漢学にても洋学にても学問に志して、今日国の用をなす者は、たいがい皆私費をもって私塾に入り、人民の学制によって成業したる者多し。
福沢諭吉 学者安心論 青空文庫
作例 · 標準
奨学金の審査に落ちてしまったため、留学費用はすべて私費で用意した。
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彼は研究のために必要な高額な機材を、大学の予算ではなく私費で購入した。
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公務での海外出張のついでに観光も楽しんだが、その分の旅費は私費で精算した。
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