しぶとい
しぶとい
形容詞
標準
tenacious
文例 · 用例
冗談じゃあねえぜ、余りやり方がしぶといや。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
二人の心持が今少しませて居ったならば、この二日の間にも将来の事など随分話し合うことが出来たのであろうけれど、しぶとい心持などは毛ほどもなかった二人には、その場合になかなかそんな事は出来なかった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
けれどもしぶとい奴だと言わんばかりな眼が、渡瀬の額の生えぎわのあたりを意地悪くさまよっているのは、明かに渡瀬の神経にこたえてきた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「お前、行ってくればいいでねえか」 薄ぼんやりと、しかもしぶとい声で純次がこう答えた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
神職 はて、しぶとい。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
三吉は左手を伸べて白き頸を掻掴み、「ええ、しぶとい、さあ立て、立たねえとこうするぞ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
――全くしぶとい小娘だ。
— 渡辺温 『少女』 青空文庫
「しぶとい人ったらありゃしないよ、何故はいと云わないの、いくらお前さんが強情張ったってだめじゃないの、早くはいと云いなさいよ、いくら厭だと云ったってだめだから、痛い思いをしないうちに、はいと云って、奥様に可愛がられたら好いじゃないの、はいと云いなさいよ」 讓は少年の顔に注意した。
— 田中貢太郎 『蟇の血』 青空文庫
作例 · 標準
あの選手は、何度倒されても立ち上がるしぶとい精神力を持っている。
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しぶとい風邪が長引き、なかなか治らない。
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この汚れは、洗ってもなかなか落ちないしぶとい汚れだ。
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