執念深い
しゅうねんぶかい
形容詞
標準
tenacious
文例 · 用例
一体お増はごく人のよい親切な女で、僕と民子が目の前で仲好い風をすると、嫉妬心を起すけれど、もとより執念深い性でないから、民子が一人になれば民子と仲が好く、僕が一人になれば僕を大騒ぎするのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
よくよく執念深いやつだ。
— 宮沢賢治 『電車』 青空文庫
このような疑惑は思いの外に執念深いものである。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
それから蛇によって象徴された執念深い肉慾に二人が囚われて、信仰をなくしちゃって、エデンの花園を逐われてから、お互いの裸体が恥かしくなったお蔭で、子供がドンドン生まれ初めてこの地上に繁殖し初めたんだから、トドのつまりこの地上で栄えるものはエホバの神の御心じゃない。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
」「巳年と云ふと、とかく執念深いだらう。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
ただ私が知つてることは、人間の執念深い意志のイデアが、死後にも尚死にたくなく、永久に生きてゐたいといふ願望から、多くの精靈を創造したといふことである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
僕には、時々自分でもぞっとするほど執念深いところがある。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
「執念深いもんですね。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
作例 · 標準
彼は小さな失敗をいつまでも根に持つ執念深いところがある。
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執念深い性格の彼女は、昔の約束を今でも一言一句覚えている。
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執念深く調査を続けた結果、ようやく隠されていた真実を突き止めた。
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