風波
ふうは異読 かざなみ
名詞
標準
wind and waves
文例 · 用例
姑は「姑」を宣伝し、嫁は「嫁」を宣伝するために、一家に風波が立つ。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
お君には流れるように無事平穏な日々であったが、それらの日々は豹一にとっては日毎に小さな風波を立てゝいた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
佐藤理学士の奥州産業総説に曰く、「撃てば則ち草に匿れ、追へば即ち山に入つた蝦夷族の版図たりし奥州、山岳重畳して到るところ天然の障壁をなし、以て交通を阻害してゐる奥州、風波高く海運不便なる日本海と、北上山脈にさへぎられて発達しない鋸歯状の岬湾の多い太平洋とに包まれた奥州。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
まして段々と風波が募って、定基の妻が日に日に虐められるようになっては、右衛門に対して援を求めるように何等かのことをしたかも知れない。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
住職はいたって慈悲深い男であったが、ある風波の激しい日、難船でもありはしないかと思って外へ出てみた。
— 田中貢太郎 『義猫の塚』 青空文庫
そこで住職は山をかけおりて漁師の家へ往って、「可哀そうだから、たすけてやってくれ」 と云ったが、風波が激しいので何人一人舟を出そうとする者がなかった。
— 田中貢太郎 『義猫の塚』 青空文庫
時によると朝出かけて夜遅くまで帰らないことがあって、家庭に風波が起った。
— 田中貢太郎 『法華僧の怪異』 青空文庫
その船が不幸にも航海中に風波の難に会って、半難船の姿になって、横み荷の半分以上を流失した。
— 森鴎外 『最後の一句』 青空文庫
作例 · 標準
台風接近に伴い、海は激しい風波に見舞われた。
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小さな漁船は、沖合の風波に揺られながら進んでいく。
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突然の荒天で、湖面にはたちまち高い風波が立った。
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標準
discord
作例 · 標準
些細な意見の食い違いが、チーム内に風波を巻き起こした。
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彼の不用意な発言が、会議に思わぬ風波をもたらした。
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派閥間の風波が収まらず、プロジェクトの進行が危ぶまれている。
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標準
hardships (of life)
作例 · 標準
彼女は人生のあらゆる風波を乗り越え、今日まで強く生きてきた。
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幾多の風波を経験しても、彼らの友情は決して揺るがなかった。
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どんな風波が待ち受けていても、この事業を成功させるつもりだ。
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