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不運

ふうん
名詞形容動詞頻度ランク #14826 · 青空 981
1
標準
misfortune
文例 · 用例
つまりは暗くなる時刻が来る少し前あたりから人に会ふやうな機会になつてゐたことが不運みたいなもんで、それ故何もかも神秘なやうなものでもある。
中原中也 私の事 青空文庫
だが不運にして芥川君は出席されず、歸途に驢馬同人の諸君に向つて、大いに私の論旨を演説した。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
かくて先天的に孤獨不運な私は、今日よりまたいよいよ孤獨寂寥になつてゆく。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
いかにその時、あらゆる天才の不運について、藝術家の宿命的な孤獨と悲慘について、彼が沈痛な聲で訴へたか。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
即ち西洋の王樣が日本では下僕になつてゐるわけで、日本に生れて詩人と呼ばれる人間ほど、不運で氣の毒な宿命はない。
萩原朔太郎 詩に告別した室生犀星君へ 青空文庫
人生の運不運は、現在に於ける境遇の幸不幸でなく、その人の天賦された所有物(才能、財産、人徳など)を、どれだけ完全に利用したか、どれだけ無益に浪費したかといふ、最後の利合分數によつて計算される。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
これに反して天性惠まれた才能をもち、充分の活動力をもつてる人が、惡しき時代や環境に生れた爲、生涯その才能を發揮し得ないで死んだとすれば、これはあきらめがたく不運である。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
飾られた奧さんの寫眞が眼に就く度ごと、母に先立たれた一人息子の耕一君の不幸不運が身に染みて感じられた。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
作例 · 標準
楽しみにしていた旅行の当日に台風が直撃するとは、不運としか言いようがない。
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彼は度重なる不運に見舞われながらも、決して希望を捨てずに立ち上がった。
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不運を嘆いてばかりいても始まらない。前を向こう」と彼は自分に言い聞かせた。
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