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波乱

はらん
名詞頻度ランク #18054 · 青空 15
1
標準
disturbance
文例 · 用例
例えば貧乏を嫌う妻が金持ちの老人の許に出奔したのを怒って、その残された夫が富を欲して非常な勤勉家となるような、また例えば家庭の波乱に苦しむ人が或る芸術や或る事業に熱心になり、常人の及びつかない精励をするような、このような事例は世に稀でないが、これ等の中には真に張る気を生じるものもある。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
環境の悪変から張る気を生じてそして持続するように見えるもの、例えば家庭内の波乱に苦しむ人が、非常に精励して碁に耽るというようなことは、その精励して飽きないという点から言えば張る気の働きに似てはいるが、多くは凝る気などの働きである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
人事は自然の作用の中の一波乱に過ぎない。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
小市民的な生活経験をもつこれらの作家たちは、日本の悲劇を世界歴史の上に判断し、国内の状態を日本社会史の波乱として把握する能力をもっていない。
宮本百合子 今日の日本の文化問題 青空文庫
生きて動いてゐるものは只水だけ、それも大きな活動を見せるでなく、海上は何の波乱もない。
吉江喬松 海潮の響 青空文庫
地球の陸と海とを余す所なく舞台として展開された第二次世界大戦は、次第に高潮し、さらにいかなる波乱を巻き起こすやと気遣われていたが、突如原子爆弾の登場によってクライマックスに達し、ここににわかに終幕となったのである。
永井隆 長崎の鐘 青空文庫
(此の点に付いては裁判所はぬかりなく精神鑑定をして居ります) 扠公判は何等の波乱もなく進行し、審理を終りました。
浜尾四郎 彼が殺したか 青空文庫
波乱の第一歩奉公先第一号 そのころ播州と兵庫との間を二十銭の運賃で結んでいたのは百トン足らずの蒸汽船である。
――放浪の末、段ボールを思いつく 私の履歴書 青空文庫
作例 · 標準
突然の発表に、会議室は一時「波乱」に包まれた。
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そのニュースは市場に大きな「波乱」を巻き起こした。
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彼の一言が、思わぬ「波乱」を招くことになった。
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2
標準
ups and downs (e.g. in life)
作例 · 標準
彼の人生は「波乱」に富んでいて、まるでドラマのようだ。
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波乱」万丈な人生を乗り越えてきた彼は、強い精神力を持っている。
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結婚生活には、少なからず「波乱」があるものだ。
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3
標準
small and large waves
作例 · 標準
台風の影響で、海は「波乱」していた。
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遠くの沖合では、まだ「波乱」が続いているようだ。
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荒れた海に「波乱」が立ち、漁に出るのを諦めた。
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