速急
そっきゅう
形容動詞
標準
immediate
文例 · 用例
いろいろな情報や、日々の変遷、事件が手に取るように速急に這入る機関があるだけでも、工場を兼ねていることは、内川に有利だった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
後刻ともいわさず、今が今という速急な話……こうして困じ果てて考えている時間さえも今の人の話の容子では危ないほどのこと……ハテ、どうしたものかと考えた所で師匠は留守、帰りを待っている中には万事は休してしまう。
— 蠑螺堂百観音の成り行き 『幕末維新懐古談』 青空文庫
しかし、たぶん貴女なら、この開閉器を捻ったのが誰だか――御存じのはずですがね」とまず津多子を喚んで、法水はこう速急に切りだした。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
まったく、彼の思考を読み取ることができる、不思議な力でもないのなら、こうも符合したように、小六の死が速急に現われる道理がないのである――ただ一人、それも、あの怖ろしい秘密を解くことができる、ただ一人の男が死んでしまった……。
— 小栗虫太郎 『人魚謎お岩殺し』 青空文庫
ただいまも申しあげましたように、危急存亡の場合、なにとぞ速急のお取りはからいを……」「いかにも、承知いたした」 言いすてて、藤波は脱兎のように揚屋から飛びだして行った。
— 菊香水 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
早速急病にてお隠れということにして、公辺の屈けを済まし、その上で、いずれは親分に、御挨拶も御礼の沙汰もあろう」 川村左馬太は、当り前のことを言う調子でヌケ/\とこんな事を言うのです。
— 恋患い 『銭形平次捕物控』 青空文庫
早速急病にてお隱れといふことにして、公邊の屆けを濟まし、その上で、いづれは親分に、御挨拶も御禮の沙汰もあらう」 川村左馬太は、當り前のことを言ふ調子でヌケヌケとこんなことを言ふのです。
— 戀患ひ 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
速急の対応が必要とされる問題が山積している。
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そのニュースが流れるやいなや、速急に情報を確認するよう指示が出された。
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彼は速急な決断を下し、チームを危機から救った。
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