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痛心

つうしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #40576 · 青空 35
1
標準
heartache
文例 · 用例
杜は痛心を圧えることができないままに、それからズンズン一人で歩きだした。
海野十三 棺桶の花嫁 青空文庫
歴史が現代のように強烈な動きを起している時代にあっては、生のよろこび、愛の成就そのものも単一平坦な道を通ることがむずかしくて、ある場合には殆ど耐えがたいような悲傷、痛心を耐え終せて、自分たちの愛を完うせざるを得ないような場合も殖えて来ているのである。
――世界と日本の文化史の知識―― 世代の価値 青空文庫
榛軒は木刀の事を聞いて大いに痛心した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
我死なず事は一切顛倒す悲しむべしと歎きしはなし 昭和九年正月雪の那須で病まれた夫人は一時相当の重態であつたらしく、寛先生は痛心の余り血を吐く様な歌を沢山詠んで居られる、この悲しむべしと歎くといふのがそれである。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
元禄年間の士人を再生せしめて、これに維新以来の実況を語り、また、今の世事の成行を目撃せしめたらば、必ず大いに驚駭して、人倫の道も断絶したる暗黒世界なりとて、痛心することならんといえども、いかんせん、この世態の変は、十五年以来、我が日本人が教育を怠りたるのゆえに非ず。
福沢諭吉 徳育如何 青空文庫
この時代に、然も時代の犧牲となつて、尤も痛切に列強の壓迫を受けて居る彼等支那人が、依然文弱の氣風を改めぬならば、彼等の前途の爲に痛心に堪へぬ。
桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 青空文庫
而して現在には条約改正の大事業を控へ、将来には文明国の伍伴に列せんとする目的を有する我帝国に取りて、至大の打撃たるは明白なる所、我当路者は之が為に痛心したること尋常ならざりき。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
実に当時の我当局者の苦慮痛心は尋常一様ではなかったであろう。
穂積陳重 法窓夜話 青空文庫
作例 · 標準
子供の病状が悪化したという知らせに、彼女は痛心した。
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親友との別れは、私の心に深い痛心を残した。
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約束を破ってしまったことへの痛心から、彼は夜も眠れなかった。
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