心痛
しんつう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞
標準
worry
文例 · 用例
『二十才にして既にひどい心痛は歌ふことを断念せざるを得ざらしめた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
』 茲に彼女自身『ひどい心痛』と云つてゐるのは、冷たい男に恋したことなのだ。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
八雲は縁側に立ってそれに聞き惚れ、『いかに面白いと楽しいですね』と言って喜んだが、また『私、心痛いです』と言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
心痛と不安とで人心地もなかつた、お前の母は、その兄の詞を聞いて顏を和らげたやうだつた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
これが都合よく参りませんものですから、私の立身を堅く信じながらも、ただそれは漠としたことで、実は内々ひどく心痛したものと見えます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
内心痛し、頗る痒しで、皺だらけの手の甲を顋の下で摺ってござった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
日頃沈着で、何事にも動顛した事のない大佐の面には、此時何故か、心痛極りなき色が見えたのである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
然るに、大佐の言葉と、其顏色とで察すると、其心痛の源は何んでも其處に起つたらしい、私は急ぎ言をつゞけた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
彼の健康状態は、家族にとって心痛の種だった。
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遠く離れた故郷の状況に、彼女は心痛を感じていた。
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子供の将来を案じるのは親にとって大きな心痛だ。
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