幻辞.com

大勝負

おおしょうぶ
名詞
1
標準
do-or-die game
文例 · 用例
ピンが出るか、ゾロが出るか、生島屋の身上を目あてに賭けて張った大勝負でさあ」「なに、生島屋の身代……?
身代わり花嫁 右門捕物帖 青空文庫
今夜は親爺自らが愈々出張つて、乗るか反るかの大勝負を打つ手筈になつてゐるんですが、親爺は何でも資手に詰つて八郎丸を苛めに行つたさうですが……」 その云ふところを聞いて見ると、吹雪男の亡霊に苛まされて音無は癲癇に罹つてしまつたさうだが、主ばかしでなく手下の者も悉く神経衰弱となつた。
牧野信一 鬼の門 青空文庫
早く仁王門の椽の下へ走つて、大勝負を打つて、腰に金袋をつけてしまはないと、吹雪男の餌食にされて木つ葉みぢんになつてしまふであらう……」 RとZは、西瓜のやうな顔をして窓を脱け出て行つた。
牧野信一 鬼の門 青空文庫
そこで横浜警察署でも、いわば乾坤一擲の大勝負をするつもりで取りかかったんだ。
小酒井不木 深夜の電話 青空文庫
まったくこんな、ナイトクラブあたりにはけっして見られぬような女性が、どうして途方もない大勝負をカムポスに挑むのだろう。
水棲人 人外魔境 青空文庫
彼女が、五十万ミルの大勝負を引きうけたというのも、事情を聴いてみれば成程とうなずける。
水棲人 人外魔境 青空文庫
今日たゞいま、われわれの日本のおかれてゐる運命は、まさにさし迫つた乾坤一擲の大勝負によつて決せられるのであります。
岸田國士 国防と文化 青空文庫
そういう次第で、いろいろと時の大勝負、大試合を見物した中で、一ツだけ二度と見ることができそうもない珍勝負があった。
坂口安吾 明日は天気になれ 青空文庫
作例 · 標準
例句