老い
おい
名詞頻度ランク #13346 · 青空 1267 例
標準
old age
文例 · 用例
既に老いの近づいたヘルンは、自分の死後における妻子の地位を考えた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
老いが既に来り、死の近づいて来たことを知った彼は、すべての自然を感傷的に眺めることから、万象に対して愛以上の深いものを注いだ。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
老いて宇宙の神韻と化し、縹渺の詩境に遊ぶこともまた楽しみである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
空には白い雲が浮び、鳥は高く飛んでるけれども、時間は流れて人を待たず、自分は次第に老いるばかりになってしまったという咏嘆である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
我れまさに年老いて家郷なく妻子離散して孤獨なりいかんぞまた漂泊の悔を知らむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
我れの如き悲しき痴漢、老いて人生の家郷を知らず、醉うて巷路に徘徊するもの、何所にまた有りや無しや。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
竹村君は郷里に年老いた貧しい母を残してある事を想い出したのである。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
今年は例年の事を思えば楽な暮であるが、去年や一昨年の苦しかった暮には、却って覚えなかった一種の不安と淋しさを覚えて、膝の上のまじょりか皿と、老い増さる母の顔とを思い比べた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
作例 · 標準
例句