行き着く
いきつく異読 ゆきつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #15953 · 青空 427 例
標準
to arrive (at one's destination)
文例 · 用例
その間の孤独で動いて行く気持、前に発った宿には生涯二度と戻るときはなく、行き着く先の宿は自分の目的の唯一のものに思われる。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
俳句の十七字詩形を歴史的にさかのぼって行くと「俳諧の発句」を通して「連歌の発句」に達し、そこで明白な一つの泉の源頭に行き着く。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
越前屋は小半町しか距れていないので、すぐに行き着くと、紙屋の店は表の戸をおろしてひっそりしている。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
人より先に人のまだ行かない所へ行き着くこともできる代わりに、途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある。
— 寺田寅彦 『科学者とあたま』 青空文庫
行き着く處をそれとなく豫想してゐたみんなは、はつと思つて武井を振り返つた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
兄妹の行き着くべき大家族の家の近くに武蔵野を一劃する大河が流れていた。
— 岡本かの子 『兄妹』 青空文庫
前にもいう通り、僕の町へ行き着くにはこの田舎路を三里あまりもがたくって行かなければならないのだから、暑い時にはまったく難儀だ。
— 岡本綺堂 『水鬼』 青空文庫
登り降りの難所を幾たびか過ぎて、ようようにそこまで行き着くと、果たして十五、六軒の人家が一部落をなしていて、中には相当の大家内らしい住居も見えた。
— 岡本綺堂 『くろん坊』 青空文庫
標準
to come to a head