辿り着く
たどりつく
動詞
標準
文例 · 用例
もう青葉だなどと話しながら、畑道のあいだを縫って大宮八幡の門前へ辿り着くまでに、二人は途中の百姓家で幾たびか道を訊いた。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
――可心法師は、それから徒歩で、二本松で雨に悩み、途に迷い、情あるお婆さんに導かれて後、とぼとぼと高畑まで辿り着く。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
そして自分が後にしたまさにその出発点へと辿り着く。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
六日目にイーグル峡谷、自分たちが失敗に終わらせた逃亡の出発点へと辿り着く。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
」 曇りで霧も深い一一月の夕べのこと、ランベリの宿チェカーズに荷を預け、我々は馬車で、曲がりくねった長いサセックスの泥道を抜け、ようやくファーガソンの住む、周囲に何もない古い地主屋敷へと辿り着く。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
けれども考えてみると、僕がここまで辿り着くのには、やはりこれだけの長い年月を費やす必要があったのだ。
— 有島武郎 『片信』 青空文庫
むこうの山の頂きに何かの建物があるのを見つけて、ともかくもそこまで辿り着くと、そこらは人跡の絶えたところで、いつの代に建てたか判らないような、頽れかかった一宇の古い廟がありました。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
その足跡をたよりにしてどうにかこうにか辿り着くと、ようように土台石らしい大きい石を一つ見いだした。
— 岡本綺堂 『こま犬』 青空文庫