躾
しつけ
名詞頻度ランク #20191 · 青空 266 例
標準
discipline
文例 · 用例
僕は自然に友人を避け、孤独で暮すことを楽しむように、環境から躾けられてしまったのである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
しかし最も躾けに重きを置かれたのは生活の調度の道だったことは、ふた親の性格からして見易き道理であった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
僕は幼時からして愛せられ、祖父の膝下で躾けられた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
こどもの時分から一人娘を水泳の天才少女に仕立てるつもりの父親敬蔵は、かなり厳しい躾け方をした。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
水を張った大桶の底へ小石を沈めておいて、幼い小初に銜え出さしたり、自分の背に小初を負うたまま隅田川の水の深瀬に沈み、そこで小初を放して独りで浮き上らせたり、とにかく、水というものから恐怖を取り去り、親しみを持たせるため家伝を倍加して小初を躾けた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
こちらが見てよくわかっているのにと思い、財布の銀貨を袂の中で出し悩みながら、彼はその無躾に腹が立った。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
縁側へやって来て、お嬢様面白いことをしてお目に懸けましょう、無躾でござりますが、私のこの手を握って下さりますと、あの蜂の中へ突込んで、蜂を掴んで見せましょう。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
髪一|条、身躾を忘れない人の、此は至極した事である。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
作例 · 標準
「箸の持ち方一つを見れば、その人の育ちや家庭での躾が分かるというものだ。」
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「公共の場でのマナーを教えるのも、親としての重要な躾の一環である。」
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「躾と称して子供を厳しく叱りすぎるのは、逆効果になることもある。」
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