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行儀作法

ぎょうぎさほう
名詞
1
標準
etiquette
文例 · 用例
」 と、それがこの道の行儀作法ででもあるように、戒めるのだった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
それをあの儒者先生たちは、それを末端の行儀作法の如く教えて、かえって君は臣を侮辱し、父は子を束縛する偽善の手段に堕落させてしまったのです。
太宰治 惜別 青空文庫
蝶ちゃんなぞ察しもつくまいが、僕の家なぞというものは、未だに階級制度が喧しい家で、番頭は番頭クラス以外には決して縁組の野望なぞ持たないんだよ」 あの娘はあゝやって三四年、主人の家で行儀作法を見習って、それから大体定まっている嫁入先へ片付くのだ、と説明しました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
行儀作法の生粹ぢゃありやせん、でも眞の事、仔羊のやうに、温和しい人ぢゃ。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
徳富さんは(其の頃『國民之友』に書いたことがあつたから)文章にした方がよいと云ふけれども、自分は兩先輩の説に不服であつた、と云ふのは、自分の規則が、國民語の資格を得てゐない漢語は使はない、例へば、行儀作法といふ語は、もとは漢語であつたらうが、今は日本語だ、これはいゝ。
二葉亭四迷 余が言文一致の由來 青空文庫
翌日の新聞は、その話を伝へて、自分の崇拝者をこんなに邪慳に取扱つたゴリキイには、お行儀作法の端くれでも教へ込まなければなるまいと、冷かしを言つてゐたが、そんな事をいふ輩は崇拝者を持つた事の無い奴で、世の中に崇拝者程うるさいものは無い。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
兄等のはからいで、田辺の家に少年の身を寄せるように成ってからも、注意深い家族の人達の監督を受け、学問するかたわら都会の行儀作法を見習い、言葉づかいを覚え、田辺の小父さんや姉さんやそれからおばあさんに仕えることを自分の修業と心得て来た。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
昔から躾というと、とかく行儀作法、折りかがみのキチンとしたことを、躾がよいといいならわして来ました。
宮本百合子 新しい躾 青空文庫