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巨砲

きょほう
名詞
1
標準
huge gun
文例 · 用例
おそらくは戦闘艦の巨砲の一発の価、陸軍兵員の一日分のたくあんの代金にも足りないくらいの金を使って懸命に研究し、そうして世界的に立派な結果を出しているようである。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
濱島武文は艦尾の巨砲に凭れて悠々と美髯を捻りつゝ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
拳銃よりも、敵の巨砲の方が自殺の凶器としてはどれだけたのもしいものかも知れない。
菊池寛 勲章を貰う話 青空文庫
列強の大艦巨砲競争と似たような原因結果である事は疑われぬ。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
へんな地震だ」 そういっているとき、気持のわるい地鳴りが、人々の耳をうち、そしてその音は、しだいに大きくなり、やがて、どーん、どーんと、巨砲をうちでもしたような音とかわった。
海野十三 第五氷河期 青空文庫
その口径、およそ五十センチに近いと思われる巨砲が、彼の塗りこんだ漆喰の上に、どっしりと据えられてあるではないか。
海野十三 東京要塞 青空文庫
まさかこの建物の中に、巨砲が据えられるとは気がつかなかった。
海野十三 東京要塞 青空文庫
巨砲の蔭から、士官が三人ばかり姿を現わした。
海野十三 東京要塞 青空文庫