移弦
いげん
名詞動詞-サ変
標準
string-crossing (violin, cello, etc.)
文例 · 用例
へいげんというは東京……学校の御雇講師にて、富豪をもって聞ゆる――西洋人なるが、毎年この別荘に暑を避くるを常とせり。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
昨夕へいげんと両々手を携えて門前を逍遥し、家に帰りて後、始めて秘蔵せし瑞西製の金時計を遺失せしを識りぬ。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
」 懸賞金百円の沙汰即日四方に喧伝して、土地の男女老若を問わず、我先にこの財を獲んと競い起ち、手に手に鎌を取りて、へいげん門外の雑草を刈り始めぬ。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
渠等が炎熱を冒して、流汗面に被り、気息|奄々として労役せる頃、高楼の窓半ば開きて、へいげん帷を掲げて白皙の面を露し、微笑を含みて見物せり。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
渠等はへいげん君の富かつ貴きを信ずればなり。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
へいげんこの夕また愛妾を携えて門前に出でぬ。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
へいげんは哄然大笑して、「日本人の馬鹿!
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
へいげん美人の肩を拊ちて、「人間は馬鹿な国だが、景色の好いのは不思議さ。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4