卑称
ひしょう
名詞
標準
disparaging form of address
文例 · 用例
あんペエは兄息子に対する卑称であり、また東京語の所謂「与太」に近い。
— 福士幸次郎 『津軽地方特有の俚諺』 青空文庫
バラッス子爵はルイ・カペエ(ルイ十六世の卑称)の息子に身体を洗わせ、医師の診察を受けしめ、猶、居住を移し、衣服と寝台を与える請願を国会へ提出した。
— 久生十蘭 『カストリ侯実録』 青空文庫
自ら巷談師と卑称したのも、カマキリぶりを笑覧してもらえば足りる、実質上の改良家が私自身でないことは明かであるし、私がカマキリの斧を振り向けている相手は極めて初歩的な原則上の事柄に属していて、要するに笑劇のアイロニーを別の文学形式で行っているにすぎないようなものであったからである。
— ――競輪不正事件―― 『光を覆うものなし』 青空文庫
しかし、まぐろはちょっと臭い癖のあるものであるから、この場合も、ぜひしょうがの酢漬けだけ添えて、いっしょに食べたいものである。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
作例 · 標準
かつて、身分の低い人々は卑称で呼ばれることが多かった。
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公の場では、相手に対して卑称を用いるべきではない。
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差別的な卑称は、決して許されるものではない。
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