晩鐘
ばんしょう
名詞
標準
evening bell
文例 · 用例
今の何々八景といふのは、白石手簡に八景のはじめは宋人か元人かにて宋復古と申す畫工云々とあるが、それは夢溪筆談に出てゐる度支員外郎|宋迪の事で、平沙落雁、遠浦歸帆、山中晴嵐、江天暮雪、洞庭秋月、瀟湘夜雨、煙寺晩鐘、漁村夕照、之を八景といつて得意の畫であつたといふのである。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
日の暮れしがた、川に臨んだ浴室で晩鐘の聲を聞いた。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
ところで海蔵寺の晩鐘が鳴る。
— 北原白秋 『蜜柑山散策』 青空文庫
されば日本の笛を取る心もちにもなほ鮮かな Stranger の驚異と感触を貴み、目白僧園の鐘の音にアベマリヤの晩鐘を忍ぶ以太利亜旅人の春愁を悟り、異国の菊の香に新らしい流離の涙をそそぐピエルロチが秋の心をまたとなく懐かしむ。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
晩鐘の鳴る頃、公子とジエンナロとは散歩にとて出で、我は夫人に侍して客舍の軒に坐し居たり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
あのミレーの「晩鐘」を見る時、私どもはクリスチャンでなくても、そこになんともいえない敬虔な気分に打たれるのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
壁にはミレーの晩鐘の版画がかかっていた。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
やはり晩鐘の美しさは誰にも一日に一度は来ているのだ。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
作例 · 標準
遠くの寺から聞こえる晩鐘の音が、村全体を静寂に包み込んだ。
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晩鐘が鳴り響く頃、人々は家路を急ぐ。
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晩鐘の音は、一日の終わりを告げる合図だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
晩鐘(ばんしょう) 晩鐘 (映画) - 1987年の中国映画。 晩鐘 (1956年の映画) (原題:Kronprinz Rudolfs letzte Liebe) - 1956年のドイツ映画。原作『うたかたの恋』(著:クロード・アネ)。 晩鐘 (絵画) - ジャン=フランソワ・ミレーの絵画。 晩鐘 - さだまさしの曲。アルバム『風見鶏』に収録。 小説 晩鐘 - 乃南アサの小説。 晩鐘 - うつみ宮土理の小説。テレビドラマ化もされた。 晩鐘 - 佐藤愛子の小説。 晩鐘 続・泣きの銀次 - 宇江佐真理の小説。『泣きの銀次』シリーズの一作。
出典: 晩鐘 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0