苛性
かせい
名詞名詞-の形容詞
標準
caustic
文例 · 用例
いったん吸うて出した汚れた空気は、背嚢に帰って苛性加里で清浄にされ、再び用いられる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
大壜の方には苛性加里を粉にして入れてあるのだ。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
しかし四パーセントの苛性ソーダ溶液を三―四立方センチメートルだけ一リットルの海水中に混ずると、その中では反対に雑種の生成が顕著に成功する。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
郷里の母の手紙は、苛性|曹達を嚥んだ彼の死を告げてきた。
— 金史良 『荷』 青空文庫
水中の電解質の影響第九図 電解質を含む水で墨を磨った時の墨のおり方Qと粒子直径Dとを調べる為に、色々の濃度の苛性加里液及び塩酸水溶液で墨を磨りその時のQとDとを測って、蒸溜水の場合と比較して見た。
— 中谷宇吉郎 『墨並びに硯の物理学的研究』 青空文庫
そのために同じ条件で、蒸溜水と苛性加里液と塩酸水溶液とで墨を磨り、その時の墨のおりる量と粒子の大きさとを測ってみた。
— 中谷宇吉郎 『硯と墨』 青空文庫
「どうですかせいちゃんは、神様の前で御膝を出して。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
いまさらわしが隠居仕事で候のと言って、腰弁当で会社にせよ役所にせよ病院の会計にせよ、五円十円とかせいでみてどうする、わしは長年のお務めを終えて、やれやれ御苦労であったと恩給をいただく身分になったのだ。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
作例 · 標準
この薬品は苛性の性質を持つため、取り扱いにはゴム手袋と保護メガネが必須だ。
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実験中に誤って苛性ソーダの溶液が手にかかり、すぐに洗い流した。
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配管の洗浄には、油分を分解する苛性液が使われることがある。
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