詩友
しゆう
名詞
標準
one's friend in poetry
文例 · 用例
感情詩社の昔から、僕と手をたづさへて詩壇に出て、最初の出發から今日まで、唯一の詩友として同伴して來た室生君が、最後の捨臺詞を殘して告別したのは、僕にとつて心寂しく、跡に一人殘された旅の秋風が身にしみて來る。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
一人は東京の詩友室生犀星君であり、一人は郷土の詩人萩原恭次郎君である。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
己は詩によつて名を成さうと思ひながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交つて切磋琢磨に努めたりすることをしなかつた。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交って切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
一日児厚会詩友数輩。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
文子の父金井朝雲は、左門の古い政友であり、詩友であつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
竹渓は二、三の詩友と舟を隅田川に泛べて残花を賞し、また谷中にある林述斎の別墅をも訪うた。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
南園上人は画工某に嘱して柳湾の肖像を描かせ岡本花亭に題詩を請い、六月十三日に詩友を北品川の正徳寺に招いて画像を展拝せしめた。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は晩年、遠く離れた地に住む詩友と手紙を交わし、自作の詩を添えて送り合った。
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創作に行き詰まった時、詩友からの率直な批評が、新しい視点を与えてくれた。
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詩友と共に夕暮れの海辺を歩きながら、言葉の美しさについて語り明かした。
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