詩稿
しこう
名詞頻度ランク #41782 · 青空 77 例
標準
draft of a poem
文例 · 用例
現今ジャナリズムは、詩稿に対して此の屑屋に似てゐる。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
とまれ、一度に改まりもしまいが、なるべくはよいやうにと、詩稿の事も少しは考量に入れなくては、不可まいではないか。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
然るに「ザムボア」が廢刊になつた爲、白秋氏は僕の詩稿を保存して牧水氏の「創作」に※送された。
— 萩原朔太郎 『追憶』 青空文庫
詩稿はこの集に納めるについて概ね推敲を加へた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
複製原稿で最もおもしろいと思うのは、詩稿のわきに描き添えられたいろいろの化け物のスケッチであろう。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
四月の朝の光線が、窓から一ぱいさし込んで、デスクから床の上へ雪崩のやうに落ち散らばつてゐる西原氏の詩稿の書き屑を目眩しく見せた。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
既刊詩集の「選にもれた」のは、むしろ他の別の原因――たとへば他の詩風との不調和や、同想の類似があつて重複するためや、特にその編纂に際して詩稿を失つて居た爲や――である。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
今より六代の前、報恩寺に住持たりし偉運僧正が浄書したりと云ふ西行法師の山家集、これは我が財産中、おのれの詩稿と共に可成盗まれたくなしと思ふ者なり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
亡くなった詩人の書斎から、生前公開されることのなかった貴重な詩稿が発見された。
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彼は何度も詩稿を書き直し、言葉の一つ一つに魂を込めて磨き上げた。
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雑誌の編集者に、書き溜めていた詩稿をいくつか送って感想を求めた。
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