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執行猶予

しっこうゆうよ
名詞
1
標準
stay of execution
文例 · 用例
出来れば、罪にしたくないですな」「そうですね、しかし、とにかく掏摸ですからね」「有罪ですか」「さアね」 と、司法主任はコップの底に残っていたビールをのみほして、「しかし、一応書類は作りますが、事情が事情だし、不起訴とまでいかなくても、執行猶予にはなるでしょう」「そうですか。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
」 軽く問いかえしたが、「――あ、裁判ですか」 と、すぐ判ったらしく、信吉の煙草を借りながら、「――執行猶予でした。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
あとで聞くと、あくる年の四月になって、刑の執行猶予を申渡されて、無事に出獄したそうだ。
岡本綺堂 水鬼 青空文庫
笞刑などは、当時は、現代の執行猶予くらいの恩典だった。
菊池寛 奉行と人相学 青空文庫
婦人連のうち、二人は免訴となり、二人は執行猶予となった。
堺利彦 赤旗事件の回顧 青空文庫
が、若杉裁判長は、罪を憎んで五年の懲役をいい渡すと同時に、執行猶予の恩典を付けることを忘れませんでした。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
若杉裁判長としても、刑法の涙ともいうべき執行猶予の恩典を十分に利用して、どちらかといえば、機械的に失しやすい法律の運用に、一味の人情味を加えるということは、裁判官としても、愉快なことであるに違いありません。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
弁護士の熱烈な弁護をきかない前から、執行猶予を与えるということは、裁判長の肚の中では、もうきまっていたらしいです。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
作例 · 標準
裁判長は、被告人に執行猶予付きの判決を下した。
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窃盗罪で執行猶予となった彼は、二度と過ちを繰り返さないと誓った。
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執行猶予期間中に再び罪を犯すと、実刑となる可能性がある。
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ウィキペディア

執行猶予 は、判決で刑を言い渡すにあたり、被告人の犯情を考慮して、法令の定めるところにより、一定期間(執行猶予期間)刑事事件を起こさず無事に経過したときに刑罰権を消滅させる制度。

出典: 執行猶予 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0