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猶予

ゆうよ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #9422 · 青空 864
1
標準
postponement
文例 · 用例
その場を張り守っていた河神は猶予なく姿を掴む。
岡本かの子 富士 青空文庫
それまで我慢するものです」 けれども姫は自分の云い出したすがすがしい計画から誘惑され、身体がむずがゆくなって一刻の猶予もなく河水に浸らねば居られぬ気持ちにせき立てられるのでした。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
猶予自身の如きは、幸に家庭の不快など経験したことがないので、家庭の問題などは、主人の心持一つで、無造作に解決せらるるものと信じて居った。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
僅に二円金を携えて出京した予は、一日も猶予して居られぬ、直に労働者となった。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
この社長室に父が出現するにはまだ一時間の猶予があったので、韻律を踏むように、私は彼女に近づくと、「――君は不景気に処する道を知っていますか?
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
初五が短いためにそのあとでちょっとした休止の気味があって内省と玩味の余裕を与え、次に来るものへの予想を発酵させるだけの猶予を可能にする。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
年紀は若し、お前様、私は真赤になった、手に汲んだ川の水を飲みかねて猶予っているとね。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
) ここで百姓に別れてその川の石の上を行こうとしたがふと猶予ったのは売薬の身の上で。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
定年退職後は、趣味に没頭し悠々自適な日々を送りたい。
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