保護観察
ほごかんさつ
名詞
標準
probation
文例 · 用例
――そういう方にたいしては、こちらでも、至急考慮いたしますが――……」 私たち二人の作家の訪問は、一回きりで、つぎに、保護観察所という、刑務所の出張所のような役所で、内務省の役人との懇談会があった。
— 宮本百合子 『ある回想から』 青空文庫
それから、私は、当時、保護観察所と云って、治安維持法にふれたことのある人々を、四六時中つけまわして思想的生活的に制約することを仕事にしていた役所へ行って、検事であるその所長に会って話した。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第五巻)』 青空文庫
当時はまだ、作家の生活権を奪うということからの抗議に対しては内務省も保護観察所も、耳を傾けなければならない立場だった。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第五巻)』 青空文庫
「一種の保護観察なんですのね、思想犯じゃないけど……」「そうなんですよ」と彼は泣面をかきながらおろおろ声をしぼった。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
かつて保護観察所長をしていた思想検事の長谷川劉が、現在最高裁判所のメムバーであって、さきごろ、柔道家であり、漫談家、作家である石黒敬七、富田常雄などと会談して、ペン・ワン・クラブというものをつくることを提案している。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)』 青空文庫
保護観察所によって保護観察に附せられた。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
はじめて保護観察所によばれたとき、この毛利が鉈豆煙管をさげて出てきて、「どうだね、悪いことをしたと思うかね。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
そして私は私の監視者である保護観察所の所長に会って、執筆禁止の不当なことと、生活権を奪ったことについての異議を申したてた。
— 宮本百合子 『年譜』 青空文庫
作例 · 標準
彼は過去の罪により、「保護観察」処分を受けた。
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「保護観察」期間中は、定期的に担当官の報告を受けなければならない。
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「「保護観察」のおかげで、私も普通の生活に戻ることができたんだ。」
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