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粗酒

そしゅ
名詞
1
標準
sake (implied to be low-grade)
文例 · 用例
太夫様にお祝儀を申上げ、われらとても心祝いに、この鯉魚を肴に、祝うて一献、心ばかりの粗酒を差上げとう存じまする。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
太夫様にお祝儀を申上げ、われらとても心祝ひに、此の鯉魚を肴に、祝うて一|献、心ばかりの粗酒を差上げたう存じまする。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
ついてはおわび旁々、おちかづきのしるしに、粗酒一|献さしあげたく候間、拙邸までおこし下さらば腰本治右衛門、ありがたきしあわせと存じ奉りあげ候」 粗酒一献とあるのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
ちょっとお貸しなされませい」 読み直してみたが、しかしそれには、てまえごときもの、とうていお対手は出来申さず候、おちかづきのしるしに粗酒一|献さしあげたく、拙邸までお越し下さらば云々と書いてあるばかりなのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
金縁眼鏡の議員は其尾に附いて、『就きましては、有志の者が寄りまして御祝の印ばかりに粗酒を差上げたいと存じますが――いかゞでせう、今晩三浦屋迄|御出を願へませうか。
島崎藤村 破戒 青空文庫
当日はわざと粗酒一|献。
第一部上 夜明け前 青空文庫
おまんは、場合が場合だから、たとい客の頼みがないまでも、わざとしるしばかりに一献の粗酒ぐらいを出すがよかろうと言い出した。
第二部上 夜明け前 青空文庫
亡友牧野吉晴は若くからわたくしを親愛してくれた後輩であったが、その死の三、四日前、偶々さる会場で同席して帰途が同じだから同車で帰る途中、わたくしは彼を陋屋に請じて酒を愛する彼のために粗酒を侑めた。
佐藤春夫 幽香嬰女伝 青空文庫
作例 · 標準
今夜は粗酒ではございますが、どうぞお召し上がりください。
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彼は、客人に粗酒を振る舞い、もてなした。
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粗酒を酌み交わしながら、旧友と語り合った。
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